生豆を買い付けて参りました【東京コーヒー豆/コーヒー豆の通販/宅配/MIRAGE COFFEE ミラージュコーヒー】

2018年1月8日

カテゴリ:コーヒーの知識, 生豆

先日、某国の珈琲農園を訪れて新たに生豆を買い付けて参りましたのでまずその画像を。

生豆

焙煎してみるとこれが想像以上に美味しいです!

ただいま商品化に向けて準備を進めているところです。
早くMirageCoffeeのお客様へお届けすべく、がんばります、いましばらくお待ちください!

コーヒー豆の精製方法について

さて、生豆の話題ついでに、本日は生豆の洗浄方法(精製方法)の違いについて触れてみたいと思います。

と、その前に、、、

まずはコーヒーの実について。
コーヒー豆の元は、コーヒーの木にできるコーヒーの果実であることをご存知の方は意外と少ないようです。

皆さんが一般的に想像したり店頭で目にするあの茶色いコーヒー豆は、コーヒーチェリーと呼ばれるコーヒーの木にできるコーヒーの果実から生豆だけを取り出して、それを焙煎して焼いた後のものです。

いまさらですが、元々は野菜や果物と同じく、、、
コーヒーも植物なんですね!

野菜については新鮮なものや鮮度の高いものを好む皆さんが、
なぜコーヒーについては新鮮さにこだわらないの?

ということで、

Mirage Coffeeでは焙煎後の鮮度の高いうちに配達をして新鮮なコーヒーを美味しいうちに飲みきっていただく、
という、コーヒーも野菜同様に新鮮なものを飲んでいただきたくこのようなサービスを行なっている訳なのですが、

今日のところはそれはさておき。

まずはコーヒーチェリー(コーヒーの果実)はこのようなものです!

コーヒーチェリー

このコーヒーチェリーをから、シルバースキン(銀皮)、パーチメント(内果皮)、ミューシレージ、果肉、果皮を取り除き、
生豆だけを取り出す作業が、コーヒー豆の精製です。

コーヒー豆の精製方法はざっと大きく分けて、4種類です。

ナチュラル、ウォッシュド、パルプドナチュラル(ハニープロセスと呼ばれます)、スマトラ式。

ナチュラルは非水洗処理方法と呼ばれ、洗わず果実のままで感想させる方法、
ウォッシュド(水洗方式)は、豆を水で洗った後に感想させる方法、
パルプドナチュラルは、パルパーと呼ばれる機械を使って果肉などを取り除いた後のミューシレージの残ったパーチメントコーヒーを乾燥させる方法、
スマトラ式はミューシレージの残ったパーチメントコーヒーを十分に乾燥させない状態で脱殻し、その後さらに乾燥させる方法です。

これだけきいてもなんのことやら、と思われる方が大多数かと思いますので、
ナチュラルは珈琲の味がまろやかに、ウォッシュドはすっきりした味わい、パルプドナチュラルはナチュラルに比べて品質に均一性が保たれる、スマトラ式は独特の香りになる、というようなざっくりとした認識で良いのではないでしょうか。

カフェの店頭でも「この豆は非水洗処理方式ですか?」などときいてくるお客様は2018年の現在に於いてまだ少ないか居ないかと思いますので、
コーヒーの生豆はコーヒーの実を精製して取り出したもの、という位の程度の知識で十分コーヒーのお話しとして話題を楽しめるかと思います!

本日は珈琲豆の精製方法についてのお話でした。